2021年10月02日

「ふるさとの風景」

原風景.jpg私たちのおじいさん、おばあさん、その又、祖父母…。里地里山には、私たち日本人の先祖が弥生時代に水稲稲作を始めて以来、絶やすことなく続けてきた自然に対する働きかけがありました。豊かな森の恵みを受けて、山と里の境に湧きだす清水を活かし、水の利用を開始しました。山間の傾斜地には棚田を設け、谷あいの集落には谷戸田を開き、河川の氾濫原には沼田を設けました。それらの水田に春に水を引きこむと、日本の国土は数週間のうちに水の国に生まれ変わります。初夏までの間、絶やすことなく田を潤すことで、田んぼ、溜池、小川、河川や湖沼、海がつながり、生き物たちは、農家が作った水の大国の中で産卵し子孫を残してきました。
posted by nariwai at 04:06| 里地ネット